医薬中間体・原体・原薬から電子材料まで
幅広い分野で利用されている検索システム


Hikal Limited(インド)

企業 PR

Just the Right Chemistry !
 
 ハイカルは、国際金融公社始め多くの株主を持つ上場会社です。
ムンバイに本社を置き、受託合成、受託製造、受託研究のサービスを提供する業界でもトップクラスの企業として、医薬品、農薬、 バイオテクノロジー、特殊化学、及び精密化学の分野で多くの企業と取引しています。
 
 当社が所有する5つの工場、2つの研究所はインド各地に展開しており、世界基準のプロジェクト管理能力、熱心なスタッフがそろった技術移行チーム、 そして法令を遵守し、お客様の知的所有権を尊重する他に類を見ない質の高いサービスで、すばらしい実績を上げています。 2006年には、世界的なマーケティング企業であるACニールセンが選ぶ “ Technology Innovation Award ”(技術革新大賞)を受賞しています。
 
 四半期ごとに、国際財務報告基準(IFRS)に準じた決算報告書、準拠性に関する報告書を公開し、第三者による社外監査を行い、 役員報酬を決める委員会も設けております。(社外監査機関はPWC、社内監査はSurendra and C による)役員の半数は社外取締役であり、 化学業界及び法律、財務の専門家から構成されています。日常業務の運営責任は、経営委員会の7名のメンバーが担っています。
 
 当社では Global Scientific Advisory Board を設け、当社の研究開発及び技術主導をサポートしております。メンバーには、 Andrea T. Vasella博士
※1 や Goverdhan Mehta教授※2、 日本から 塩入孝之薬学博士※3などの著名な科学者が名を連ね、 更に当社研究開発の陣頭指揮を執る K.Nagarajan博士※4 は本Board を主宰しております。
 
 品質、知的所有権、EHS、顧客そして社員に対する献身こそ、われわれと同業他社の違いを際立たせる点です。長い歴史を持つ当社とパートナーを 組むことで、最新鋭の研究開発ラボや cGMP/FDA 認証済みの生産施設をぜひご活用ください。
 
※1 チューリッヒ工科大学(ETH )の有機化学ラボラトリー教授で Kern Medal(ETH )、
  Werner Award of the Swiss Chemical Society及び Roy L.Whistler Award を受賞。
※2 王立学会特別研究員であると同時にバンガロールにあるインド科学研究所の有機化学教授。
  フランス大統領から送られるOfficier de l`ordre des Palmes Academiques の受賞者。
※3 名古屋市立大學名誉教授で現在日本プロセス化学会会長。日本薬学会奨励賞、日本ペプチド学界賞など受賞。
※4 The Chemical Research Society of India よりLifetime Achievement Award を授与。

得意分野

お客さまそれぞれの、特定分野のご要求にぴったり合うソリューションを提供いたします。
 
 当社では、世界中の主要多国籍企業に多くの製品を提供しております。私どものサービス、製品にご満足頂いている沢山のお客さまは、 主に、米国、カナダ、ヨーロッパそれに日本の企業です。
 
 お客さまのご要望にお応えするために、専門のプロジェクト・マネージメント・チームを設け、主要多国籍企業と幾つかの合同プロジェクトを成功させてきました。 世界各国のライフ・サイエンス企業とも長期の契約を結び、過去数年間ずっと製品を供給し続けています。


 私どもの医薬・農薬分野のサービスは、原薬や原体の製造までに限っており、製剤は一切行っていないのが、大きな特色となっております。

 当社では、お客さまと決して競うことなく知的所有権を尊重するという哲学を持っています。そのため、私どもが、特許で守られたプロセスや製品を侵害することはありません。
 
 当社では、自社の知的所有権を守ると同時にお客さまの知的所有権もきちんと管理するシステムを構築しております。
 
 このような知的所有権を尊重する文化は、社内のあらゆる組織に浸透しています。

 私どものお客さまは、技術革新に力を入れている企業であり、特許切れの製品も扱っています。
 
 そのため、社内では製品名は暗号化され、顧客名も公表しません。作業に関わるすべての科学者及び技術者は、作業開始前に、秘密保持契約書にサインしなければなりません。
 
 また、お客さまに対するプロジェクトの進捗状況の報告は、暗号化されたインターネット上のサイト、ビデオ会議、電話会議を通して行われます。
 
 また、機密情報の漏洩を防止するために、双方の連絡は、お客さまの担当者とハイカル社内の担当者のみが行います。

 当社では、お客さまとの間に守秘義務契約書を取り交わします。技術関連情報一切のやりとりは、きちんと情報管理された担当責任者を通してのみ行われ、プロジェクトの全容を見ることができるのは、当社の中でもごく限られた上級管理職のみに限定されております。
 
 プロジェクトは幾つかの部分に分けた上、それぞれ別の 2〜 3名からなるグループに振り分けられます。それぞれのチームに属する全スタッフにも、守秘義務契約書への署名を義務づけています。
 
 また、素材などの購入が必要な場合にも、暗号化されたプロジェクトコードを使ってその処理がなされます。

リスクを最小限に抑えるための手順

  • プロジェクトリーダー、及びスタッフの任命と彼らに対する説明は秘密裏に行われます。

  • 連番を振ったノートが、全スタッフに割り当てられます。

  • スタッフは、1日の作業終了時にそのノートにサインすることを義務づけられます。

  • プロジェクトには、暗号名がつけられます。

  • 中間体にも、暗号名がつけられます。

  • それぞれのラボへのアクセスはスマートカードで管理されます。

  • インターネット、及びE メールはパスワード管理を行っています。

  • 情報流出を防ぐための適切な監視システムを導入しています。

  • 試作工場及び量産用バッチの記録は、品質保証部が管理します。

プロジェクトの管理

  • プロジェクトリーダーが、お客さまとの唯一の連絡担当者となります。プロジェクトリーダーは、さまざまな分野の専門家を集めた複合的なプロジェクトチームの責任者です。

  • プロジェクトの進捗計画は、お客さまとの合意の上決定されます。

  • プロジェクトの進捗状況は、暗号化されたインターネット上のサイト、またはビデオ会議、電話会議を通して、逐一お客さまにご報告いたします。

  • プロジェクトの進行中は、お客さまにすべてを開示いたします。

  • 世界標準の施設を、社内、社外の資産を利用してすばやく建設することが可能です。

技術の特徴

酸化反応

高温、高圧酸化反応
アンモ酸化
スワーン酸化、オッペナウアー酸化など

還元反応

均一、及び不均一接触還元反応
有機ボロン、金属ボロハイドライド、リチウムアルミハイド
 ライドなどを使った非触媒還元

特殊な条件下での反応

低温反応(−100 ℃)
高温反応(+280 ℃)
高圧反応(最大30kg/cm2 )
有機金属反応
低温リチウム化、バーチ還元、及びアルキル化
塩化シアンを基にした化学反応
キラル化合物の合成
キラル補助基を使用
キラル分割剤
不斉水素化
取り扱い中の危険化学物質
塩素、臭素、クロロスルホン酸、塩化シアン、二硫化炭素、無水塩化水素、ジメチル硫酸
その他の特殊な反応
鈴木反応 ホフマン反応 フィッシャーのインドール合成 サンドマイヤー反応 
ロイカート反応 尿素化反応 ダルツェンのグリシド酸エステル縮合 マンニッヒ反応 
シーマン反応 フリーデルクラフト反応 アミノ酸変換 オルトメタル化 ニトロ化 
臭素化 アルドール縮合 無水塩化水素を使ったアミジン合成 1,3極性付加 
ヘテロディールス・アルダー反応 塩素化 オキシ塩素化 エステル化 メチル化 
ジアゾ化 脱アミノ化

※現在のところ、酵素反応、ホスゲン反応、アミノ酸やペプチド、高生理活性物質の製造は致しておりませんが、ご要望がございましたらご相談させていただきます。

研究開発体制

初期段階のお客さまのご要望にお応えする主力3研究所
◆新規開発サポート ◆中間体および原薬の合成 ◆プロセス開発
◆最適化/ラボのスケールアップ/キロラボ/試作工場
          (100〜500Kg スケール)及び商品化に必要な書類作成
◆分析方法開発/検証 ◆合成、不純物の同定と特性解析 ◆品質保証サービス
◆FTE またはプロジェクトベースのサービス
バンガロール・タロージャ 両研究所の試作工場

   バンガロールの設備

   タロージャの設備

グラスライニング反応釜 (250Lまで対応可)
ステンレス反応釜 (200Lまで対応可)
ステンレスオートクレーブ/還元装置
  (200L、圧力30kg/cm2 まで対応可)
高真空蒸留装置〈充てん塔〉(20Lまで対応可)
低温反応釜 500L (−80 ℃)
高温(280 ℃)反応施設
ブチルリチウムなどの自然発火性物質
 取り扱 い用施設
バッチサイズ 50〜200kg
グラスライニング 3,100L (3基)
ステンレス 2,800L (3基)
反応釜サイズ 250〜1,000L
撹拌式ヌッチェ式濾過機  0.8m2
回転式真空乾燥機 400L
フラッシュ蒸留システム 1,000L
コンデンサー SS-316 グラファイト
PLC制御工場

 

Acoris Research

2008年ブーネにハイカルの受託研究施設が新たに営業を開始しました。
>>さらに詳しく

設備の特徴

新工場では常に世界の最先端設備を導入し
   お客さまの高度なニーズにお応えしております。

パノリ中間体工場
ムンバイの北 330kmに位置し、敷地の総面積126,000m2  (約4万坪)
2000年にSandoz社より工場を購入
生産工場は3棟
反応釜の容量合計/240m3
 (グラスライニング/72m3 ・ステンレス/168m3 )
反応釜の総数/36基  
反応釜のサイズ/100~11,000L
撹拌式ヌッチェ式濾過機/5,000L
回転式真空乾燥機/500L
流動床乾燥機/100kg/hour
粉末プロセスエリアではHVAC システムを採用
最新鋭の臭素化施設
シアン取り扱い可能施設
ATFE/3基、 ATFD/2基
マハード農薬工場
敷地面積/27,000m2
M S グラスライニング反応釜/
  3~6 kL
S S - 3 1 6反応釜/3~1 2 kL
蒸留塔/規則充填、及びランダム充填
ロータリ式乾燥機/3kL
加圧濾過機/3~5 m2
高効率充填塔
高温反応用熱油システム
効果的なN O x吸収システム
ジガニーAPI工場
ゼロ排出の廃水処理設備
中規模製造工場/バッチサイズ1~1,000Kg
cGMP基準対応、多目的工場は、量産開始時の
  生産にも対応できます。
反応釜の容量合計/17.5m3
  (グラスライニング/8m3 ・ステンレス/9.5m3 )
反応釜の総数/8基 
反応釜のサイズ/2,000~2,500L
撹拌式ヌッチェ式濾過機/(Hast-C )3m2
遠心分離機/(SS-316、Halar )48 インチ、2基
流動層乾燥機/150Kg
混合機/2,000L
マルチミル
製造エリア/クラス 100,000
自動粉末処理、梱包システム

ジガニーcGMP対応試作工場
当社の多目的試作工場では、cGMPに対応し、スケールアップ、
  検証、製品化用の大量生産まで応じることができます。
反応釜の容量合計/4,150L
  (グラスライニング/1,950L ・ステンレス/2,200L )
反応釜の総数/10基 
反応釜のサイズ/100~1,000L
ヌッチェ式濾過機/500L 
ナウタ乾燥機/300L
高温(+280 ℃)反応釜/250L 
還元装置(SS-316 )/100L
遠心分離機/(SS-316、Halar )24 インチ
マルチミル 
エアジェットミル(ミクロナイザー)
PLC制御工場 
製造エリア/クラス 100,000
ジガニーcGMP対応の大量多目的API生産工場
USFDA の査察・承認済み(2004年6月・2008年3月)
  TGA及びWHO-GMP に対応
経口製剤API の最終工程専用製造ライン/6棟
PLC制御工場
反応釜の容量合計/83m3 
   (グラスライニング/37m3 ・ステンレス/46m3 )
反応釜の総数/32基
反応釜のサイズ/800~6,000L
タロージャ農薬工場
殺菌剤工場として、1997年に米国のメルク社と合弁で
  操業を開始。
100%輸出指向型工場
ISO-9001-2008、ISO-17025、-14001、
     OSHA-18001認証済み
最新型のロックウェル・オートメーション社の
  DCSシステムを使ったプロセス管理
複数バッチによる連続操業
腐食性物質、危険物質、有毒性物質、可燃性物質の
   取り扱いに適合した施設
受託合成施設
反応釜総容量/335m3 
タロージャ多目的工場
2008年には新たに多目的工場を操業。
SS-316 反応釜/7基(容量/71m3 )<7KL~20KL 〉
MSGL 反応釜/2基(容量/36m3 )〈16KL、及び20KL 〉
反応釜総容量/107m3
建物総面積/3,400m2 (地階、及び3階分)
化学物質取り扱い/各フロアにマテリアルドラムを扱う
   有毒物質専用室を完備
ユーティリティー/冷却水、及び 冷水、塩水、熱湯、
   酸素、及び窒素
オートメーション/ロックウェル・オートメーション社の
  PLC を基にしたコントロールシステム
洗浄システム/一般的な排気洗浄システムを採用
保安システム/呼吸用空気、自給式呼吸器(SCBA)、
  安全シャワー、センサーなど
濾過、及び乾燥/SS-316撹拌式ヌッチェ式濾過機
濾過用エリア/10m2
真空システム/真空排出装置 3基
工場内のエリア利用率は60%
拡張可能範囲/追加で11基の機械が設置可能なスペース有り

品質管理体制

Q A / Q C は特に高い管理意識で取り組んでいます。
バンガロール郊外のジガニ工場にて、
  USFDA による査察(2004年6月・2008年3月)
TGA (オーストラリア)の査察(2003年4月)
ISO-9001-2000 (2005年2月)
ISO-14001-1996認証(2004年9月)
OHSAS-18001-1999認証(2005年2月)
複数の製薬企業、及びEHS査察済み
USFDA、TGA、及びGMP対応施設ISO-9002品質管理標準に準拠
顧客である主な製薬企業による査察済み
設備の整ったラボにはLC-MS/GC-MS ヘッドスペース分析器、
  300MHz NMR、UV、IR、デジタル偏光計、GC、HPLC、
  PSDなどを完備
法務部がDMF、COS、CTDなどの申請をサポート

環境対策

環境・安全面に真摯に取り組み、常に改善維持に努めています。
ISO-14001、及びOHSAS-18001認定工場
ムンバイ郊外タロージャ工業団地内にある当社の生産施設は、
  英国安全評議会から表彰を受けました。

廃水管理、及び環境公害防止のために最新鋭システムを
  導入しています。

適正な作業安全訓練を実施
労働衛生プログラムの実施
周辺の大気、及び有毒ガス監視システム
すべての工場で、自発的なレスポンシブルケア活動を
  行っています。

企業情報

  • 101-0041 東京都千代田区神田須田町1−18 アーバンスクエア神田ビル503号
  • Tel.03-3254-0067 Fax.03-3254-0068
  • https://www.hikal.com/