医薬中間体・原体・原薬から電子材料まで
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大成ファインケミカル(株)

資本金

4,000万円

株主構成

大成ホールディングス株式会社(100%)

従業員数

82名

年間売上

32億円(2021年度実績)

登録ディレクトリ

少量製造 / 常圧蒸留 / 高温反応(200 C〜) / ラジカル重合 / 減圧蒸留 / 低温反応(低温合成) (-20 C〜) / 低沸点溶剤を使った反応 / 乳化重合 / 溶液重合 /

企業 PR

少量生産釜(100ℓ・1,000ℓ)を持ち、24時間稼働で “お客様の求めるアイテムを的確にかつ迅速に” “お客様には常にベストパートナーであれ”  これこそが当社の基本姿勢です。
   本社・工場

得意分野

大成ファインケミカルは4つの部門で構成されています
 

電子材料部門 IT製品の心臓部を支える
 作業の効率を高める保護用感光剤など基板の小型化、高密度化に貢献してきました。また、よりクリアな画像のパソコンディスプレイ開発やIT時代に欠かせないさまざまな電子材料の分野への開発にも取り組んでいます。
 

コーティング材料部門 暮らしのすべてを美しく演出
 住宅・ビル・橋梁などの建築物から、自動車、家電製品,OA機器、ホビー用品、携帯電話など、およそ暮らしを取り巻くもののすべてに使用されている塗料。この塗料に様々な高機能性をプラスして美しさと便利性を高めるだけでなく、VOC削減などの安全性・環境保全にも全力で取り組んでいます。
 

化粧品・医療品材料部門 独自の素材技術から生まれるニュービジネスの可能性
 当社の誇るユニークな高機能樹脂材料、非水シリコンエマルジョンやUV吸収材含有エマルジョンなど高性能を付加した樹脂原料をご提供することにより、化粧品分野にもビジネスの可能性を広げています。また、有害物質をppmレベルで除去できる技術を活かし、医療用材料の開発にも取り組んでいます。
 

印刷・包装材料部門 印刷物に美しい付加価値を提供
 筆箱や雑誌、ポスターなどの印刷物や商品パッケージ。これからの印刷物、包装材料をどこまでも美しく、進化させるのも、樹脂の役割です。あざやかなインクはもちろん、機能性表面加工用など多彩な原料をご提供。
リサイクルや環境保全に配慮した印刷・包装材料の開発にも取り込んでいます。
 

技術の特徴

溶液重合を基礎にコア/ジェル化技術、グラフト化技術、カプセル化技術を駆使して要求性能に合わせた最適組成による樹脂の設計。

開発製品

◆紫外線硬化型アクリルポリマー『8KXシリーズ』を開発
特徴
アクリルポリマー側鎖にメタクロイル基を導入し、マクロモノマーを共重合させたことにより、各種材料(オリゴマー)との相溶性が向上し、 塗膜硬度(鉛筆高度:H~2H)及び可撓性(伸び率:30~40%)において優れた性能を発揮します

  • 製品シリーズをハードコート材料設計に組み込むことで、塗膜硬度を損なわず、硬化収縮による反り変形を低減し、フィルム基材等への密着性が向上します。
  • 全てポリマーでの設計であることから、材料として皮膚刺激性が低減されます。
  • 乾燥後塗膜がタックフリーとなることで、コーティングと紫外線硬化の工程を分離することが可能になります。
  • 紫外線硬化型アクリルポリマー構造
 

◆ウレタン変性アクリルポリマー『8UAシリーズ』を開発
特徴
アクリルポリマー主鎖にウレタン樹脂をグラフトさせることにより、アクリル樹脂の特性である硬度、耐候性とウレタン樹脂の特性である強靭性、 密着性、耐摩擦性と双方の樹脂特性を有して、PET,ABS,PC等、各種プラスチック基材への密着性を発揮します。

  • アクリルポリマー主鎖にウレタン樹脂をグラフトさせているため、アクリル樹脂又はウレン樹脂との
    ブレンドも可能です。
  • アクリル樹脂に官能基を持たせることにより、各種硬化剤と反応させることも可能です。
  • ウレタン変性アクリルポリマー構造
 

◆4級アンモニウム塩タイプ帯電防止剤『1SX-3000』を開発
特徴

  • 導電性能の高い4級アンモニウム塩をアクリル樹脂の主鎖に組み込むことにより、耐久性(耐摩耗性)が高く、ブリードせず、各種アクリレートへの相溶性が優れています。
  • 各種コーティング材、特に光学フィルム向けUV硬化型ハードコートの帯電改質剤としても使用でき、基材の透明性、光沢、平滑性等の外観を損なうことなく、高い導電性を発揮します。


  表面抵抗率(当社実験値)
    UV硬化型ハードコート材に本製品を2.5(%)添加した場合
    1.0×1010Ω/m2の導電性が得られます

 タバコ灰の付着による導電性能テスト
 左=未処理        右=1SX-3000塗工済
 

◆新ポリマーイオンコンプレックスエマルジョン「AKWシリーズ」を開発
特徴

  • カチオンとアニオンの両方の官能基を合わせ持つ。アルカリで安定である。カチオンの長所である基材への
    密着性の高さを損なわず、耐水性は良好です。
  • カチオン成分を持ちながら、アニオンエマルジョン、アニオン系添加剤とブレンドが可能であり、塗料設計の上で非常に選択肢が増えます。
  • 亜鉛メッキなど金属部材への密着性が良好です。
 
 

設備の特徴

100Lから10,000Lまでの反応釜を保有し、少量生産にも対応します。

品質管理体制

全員参加で品質管理活動を継続的に実践しています。
ISO9001認証取得しています。(JCQA)

受託製造拠点

本社・工場(千葉県旭市)、営業所・研究所(東京都葛飾区)

キーワード登録

重合、溶液、グラフト、エマルジョン、少量生産、減圧、反応釜、コア/シェル、カプセル、アニオン、カチオン、金属、化粧品、医薬品、印刷物、コーティング、リサイクル、環境、電子材料、耐水性、ウレタン、レジスト、UV硬化、紙、ファインセラミックス、導電性、帯電防止