当社はキヤノングループ唯一の有機化学メーカーとして、キヤノン製品に搭載される化学材料の生産拠点を担ってきました。ここで得た材料技術や製法技術、量産化技術を応用し、受託製造に積極的に取り組んでいます。実績として、複合機などに用いられる有機光導電体(OPC)の原材料を手掛け、30年以上の技術蓄積と安定生産を行ってきました。特に光電変換機能を発現するために必要な電荷発生材料及びホール輸送材料は、世界トップクラスの生産実績を誇ります。
また、カラム精製や昇華精製など、様々な精製手法を保有しており、化合物の特性に応じた最適な精製プロセスを提供する事ができます。電子材料に求められる微量金属やハロゲン管理を専門部隊による自社内分析で実施できます。
開発体制として、ラボ検討の段階から量産スケールを見据えた検討を行うことで、スピーディーな製品立ち上げを目指します。反応やカラム精製、昇華精製はラボスケールの設備を揃えており、少量サンプルで量産スケールの条件出しができるノウハウがあります。
合成、精製について、お悩み・お困りごとがございましたら、ぜひ弊社にお声がけください。