高圧化学工業株式会社(大阪市大正区、社長:岡﨑 巧)は2015年7月21日、耐腐食性高圧反応設備(通称:F7設備)の地鎮祭を行いました。
F7設備は反応釜材質に耐腐食性を有するハステロイを採用することにより、アルカリから酸条件下の広範囲のpH域での使用に対応でき、通常の材質では腐食を伴う反応でも生産が可能となります。
また、幅広い圧力範囲で使用可能であり、当社の得意技術である水素化反応、亜臨界条件を含む水熱反応、ディールス・アルダー反応にも対応可能となっております。
稼働時期は2016年1月を予定しております。
<設備概要>
名称:F7設備
材質:ハステロイ
容量:5,000L(仕込み量600L〜)
圧力範囲:10mmHg〜2.8MPa(水素化時は2.5MPa)
温度範囲:0〜280℃
以上
耐腐食性高圧反応設備の地鎮祭を行いました
2015年7月23日