HIKALでは、2004年からインドや欧州の4名の著名な有機化学者にお願いして、国際科学技術諮問委員会を年に2回開催し、HIKALのR&Dが抱える技術的な問題点や新規事業計画へのアドバイスや諮問をお願いしています。

この委員の内、Lonza等のR&Dをリードして来られたHelmut Rupp氏が、昨年Hikalが新しく起業化したcontract researchの子会社ACORIS RESEARCH社の社長に就任。代わって、現在日本プロセス化学会の会長をされている名古屋市立大学名誉教授の塩入孝之先生にこの度委員会のメンバーとして加わって頂きました。先生の刺激的なご指導により、有機合成化学分野での本格的な日印交流が始まることを期待致しております。

現在、塩入先生以外に、スイス連邦工科大学(ETH)有機化学研究所のAndrea Vasella教授、IIS(インド科学大学)のV.Mehta教授、更にインドの著名な化学者で、HIKALの常勤技術顧問のK.Nagarajan博士が委員会のメンバーとしてご活躍頂いています。