スガイ化学工業は福井事業所(福井市)内で建設を進めてきたcGMP対応の新工場が完成。29日に現地で竣工式を行った。クリーンルームを備えた最先端の医薬中間体専用製造拠点で、工費は20億円。これにより福井での医薬中間体の生産能力は従来の3倍となっる。来年初めに本格稼働する予定。新工場は鉄骨4階建て、建築総面積約2700平方メートル。内部にはグラスライニングやステンレス製の反応機を設置。製造ラインは2系列で2品目の同時生産が可能。