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医薬品をつくる現場では、「正しい情報を正しく記録・管理すること」がとても大切です。
特に最近では、データインテグリティ(DI)への対応が求められるようになってきました。
今回は、製薬会社T社様からのご相談をきっかけに、当社の全自動遠心分離機「DMNβ型」を導入いただいた事例をご紹介します!
製薬会社からのご相談「DI対応の遠心分離機が必要」
ある日、T社様からこんなご相談がありました。
「原薬や中間体をつくる製造現場で、GMPに対応したDI対応の遠心分離機を使いたい。」
製薬業界では、GMP(適正製造基準)を守ることが強く求められます。
その中でも「データの信頼性」を保つDI(データインテグリティ)対応は、今では当たり前になりつつあります。
私たちはそのニーズに合う機種として「DMNβ型」をご提案し、ご採用いただきました。
DMNβ型で実現する「正しい記録の管理」
DMNβ型には、医薬品づくりに欠かせない「ALCOA原則」に沿った記録機能が搭載されています。
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ログイン機能(ID・パスワード)
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操作権限の管理(複数の階層)
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操作ログ・運転情報・製品レシピの記録
誰が・いつ・何を操作したのか、すべてしっかりと記録されます。
T社様からは「これで自信を持ってDI対応できた!」との声をいただきました。
若手エンジニアも安心して使える操作性
DMNβ型は、操作パネルがとても見やすく、シンプルに設計されています。
若手のエンジニアでも扱いやすい設計なので、T社様の現場でも新入社員の方が中心となってスムーズに操作を習得されていました。
「むずかしそうに見えて、実はやさしい」
それがDMNβ型の強みのひとつです。
最後に
松本機械製作所・松本機械販売株式会社では、時代のニーズに合わせた製品づくりを通して、医薬品の安全・安心を支えています。
製薬業界はもちろん、さまざまな現場の声に耳を傾け、信頼される装置をこれからもお届けしていきます。
お問合せや工場見学のお申し込みは、当社ホームページをご覧ください: