医薬中間体・原体・原薬から電子材料まで
幅広い分野で利用されている検索システム


JNC(株)

資本金

311億5,000万円

株主構成

チッソ株式会社

従業員数

2673名(連結)

年間売上

1,442億円(2022年度連結)

会社案内

よろこびを化学する - JNC株式会社

主要製品情報

事業・製品のご案内

装置・設備情報

受託合成・精製事業のご紹介

登録ディレクトリ

重金属化合物による酸化 / 常圧蒸留 / 高温反応(200 C〜) / 乾燥(常圧、減圧) / 臭素を用いるハロゲン化 / 無機化合物 / 粗精製分取 / 有機元素分析 / 光学顕微鏡 / 核磁気共鳴分析(NMR) / 示差走査熱量分析(DSC) / 液体クロマトグラフ(LC) / 色差 / 青酸、青酸ソーダ、青酸カリウム / ニトロ化合物の還元反応 / 溝呂木・ヘック反応 / 熊田・玉尾・コリューカップリング / フロー合成 / 混合 / 過酸化物による酸化 / 減圧蒸留 / 金属水素化物による還元 / 低温反応(低温合成) (-20 C〜) / 塩素ガスを用いるハロゲン化 / ニトロ化反応 / アシル化 / 有機リチウム化合物 / 有機硫黄化合物の合成 / 走査電子顕微鏡(SEM) / 電子顕微鏡 / 示差熱分析(DTA) / ガスクロマトグラフ(GC) / カールフィッシャー水分分析 / 比重 / 根岸クロスカップリング / 精留 / 高圧反応 / カラム精製 / フッ素化剤を用いるハロゲン化 / ジアゾ化反応 / グリニヤール(グリニア反応) / プラズマ質量分析(ICP-MS) / 走査電子顕微鏡(SEM) / かさ比重 / ヘッドスペースガスクロマトグラフ(HS/GC) / 有機珪素化合物の合成 / アセタール化反応 / 右田・小杉・スティル クロスカップリング / 溶解 / 水添反応 / 空気、酸素を用いる接触酸化 / リビング重合 / ヨウ素化剤を用いるハロゲン化 / 酸クロライドの合成 / ナトリウムアミド / アセチレン反応 / 薄膜蒸留 / 原子吸光光度分析(AAA/FL-AAS) / 二次イオン質量分析 / 可視紫外分光分析(UV-VIS) / 液体クロマトグラフ-質量分析(LC-MS) / 乾燥容量 / 熱重量分析(TG) / ジアゾカップリング反応 / ジアゾカップリング / 薗頭・萩原クロスカップリング / 縮合重合 / ハロゲン化合物による酸化 / 高圧水添による還元 / 水素化ナトリウム / 鈴木・宮浦クロスカップリング / サンドマイヤー反応 / フリーエ変換赤外線分光分析(FT-IR) / 反応熱量測定 / ガスクロマトグラフ-質量分析(GC-MS) / 粘度 / 各種ハロゲン化剤を用いるハロゲン化 / アミジン化反応 / 脱水素反応 / 中低圧水添による還元 / アミノ化反応 / スルホン化反応 / 昇華 / 粒度分布 / チオニルクロライド、スルフリルクロライド等によるハロゲン化 / バックワルド・ハートウィグ クロスカップリング / Swern酸化 / X線回析(XRD) / NCS,NBS,NCI等によるハロゲン化 / クロロスルホン化反応 / アリル化反応 / アルキル化(メチル化、エチル化)反応 / イオンクロマトグラフ分析(IC) / 旋光度 / スルホンアミド化反応 / 有臭反応(悪臭物質を使った反応) / その他 / アルドール反応 / 屈折率 / ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)有機溶剤系 / ニトロソ化 / 毒性物質を使った反応 / ウィティッヒ反応 / 薄層クロマトグラフ(TLC) / 融点 / Jones酸化 / エーテル縮合反応 / 凝固点 / 再結晶 / エステル化 / 電位差滴定 / エポキシ化反応 / バイヤー・ビリガー酸化 / オキシム化反応 / カルボニル化 / カニッツアロ反応 / グアニジン化反応 / クネーフェナーゲル縮合 / コルベ・シュミット反応 / シリル化反応 / ストレッカー反応 / ディールス・アルダー反応 / ティシェンコ反応 / ニトリル化(シアノ化) / ヒドロキシエチル化 / ヒドロキシメチル化 / ヒドロキシ化 / ビルスマイヤー反応 / フリース転位反応 / フリーデルクラフト反応(フリーデル・クラフツ反応) / ホルミル化 / マイケル付加反応 / マンニッヒ反応 / 環化反応 / 開環反応 / 脱アルキル化反応 / 脱ハロゲン化反応 / 脱水反応 / 転位反応 / 酸アミド / 脱水素 / 脱炭酸 / 異性化反応 / 塩化ベンジルによるアミンの四級化 /

企業 PR

       

合成、製造、精製の工数が不足していませんか?
JNCが長年培った経験と知見を活用し、御社の製造・精製にご協力します。

少量の評価用の合成から実機製造までJNCが保有する有機合成技術と設備、装置、システムを活用して御社の試作、製造をお助けします。長年の機能性材料、医・農薬中間体等の製造実績を基にご要望に合致した化合物をタイムリーにお届けします。

得意分野

少量の評価用の合成から実機製造までJNCが保有する有機合成技術と設備、装置、システムを活用して御社の試作、製造をお助けします。長年の機能性材料、医・農薬中間体等の製造実績を基にご要望に合致した化合物をタイムリーにお届けします。

技術の特徴



受託研究化合物製造委託のご要望に応じて開発検討や少量合成などをお引き受けします。要員固定(FTE)にも対応致します 
 
 

精製設備スケールアップ準備のための前検討または内製化の前段階のスケール合成に活用いただけるよう合成ルートの検討をお引き受けします 
   

受託製造/精製流動中の御社製品のOEM(委託製造)を承ります。顧客監査等にも対応可能です。精製のみのプロセスも同様です。 
   


ラボスケールからパイロット、実機(MAX 10m3)までの各種合成反応・精製設備がそろっています。お客様の御要望に応じて少量試作から製品の受託製造までお引き受けいたします。樹脂溶液(ワニス)等の高粘度の試作・実機製造も可能です。ご希望の製造形態とプロセスをお選びください。

研究開発体制

暮らしや産業の発展に貢献 ――次世代を拓くパイオニア精神

当社は、1906年の創業以来、日本化学工業界のパイオニアとして時代のニーズに即応した製品および技術を世に送り出してきました。
私たち研究開発陣は、この遺伝子を受け継ぎ、ディスプレイ用液晶材料「リクソン®」を始めとして、熱接着性複合繊維「ES繊維」、肥効調節型肥料「LPコート®」、ホウ素系青色ドーパント材料(有機EL材料:関連会社へ事業移管)等を生み出しております。
産業構造が、従来のエネルギー消費型から環境調和・エネルギー節約型への変革を求められる今、人々の生活を豊かにするだけでなく、地球環境と調和したものづくりと技術の創生が研究開発陣に課せられた命題でもあります。
私たちは、これまで培った技術と経験を活かし、この命題に総力を結集して取り組んでいます。
特に下記ミッションにおいては社内連携を図るだけでなく、国内外の大学・研究機関および企業とオープンイノベーションを進め、早期に技術および事業を創りだすべく邁進しております。

基盤技術を軸とした研究開発

創業より幾多の基盤技術を培ってきました。液晶、有機EL材料の分子設計、精密有機合成技術、シリコーン・シロキサンポリマーを代表とする機能性高分子設計・合成技術、熱接着性複合繊維の紡糸技術、εポリリジンの発酵技術、天然セルロースの造粒技術など、これら基盤技術を活かした新規製品の開発をすすめております。

研究開発の重点分野

  • 1
    SDGsの視点を重視した環境・エネルギー関連材料(二次電池用材料、水処理技術システム用材料等)
  • 2
    高度情報社会を実現する機能性材料(有機EL材料、液晶及び周辺材料、アンテナ用液晶材料等)
  • 3
    安全で豊かな生活を実現するライフケミカル関連材料(クロマトグラフィー充填材料、抗ウイルス材料、微生物検査キット等)

今後、世の中のニーズはますます多様化し、高度化するものと予想されます。
私たちは、その要求に応えるため、一次元(点・線)から二次元(面)、さらに多次元的な視点で創造的に技術開発および事業開発を推進します。
当社は、新しい時代においても「パイオニア精神」の遺伝子を受け継ぎ、研究員一人ひとりが、快適で豊かなくらしづくりの実現に向け研究開発を推進してまいります。

開発製品

コンパクトフロー

バッチ反応器

  • 濃度・温度ムラ⇒不純物発生
  • 安全性⇒暴走反応リスク
  • スケールアップ⇒経験則

コンパクトフロー

  • 高い混合性能、高速熱交換⇒不純物発生を抑制
  • ⇒反応場の微小化によるリスク低減
  • ⇒ナンバリングアップ
     イコーリングアップ等で比較的容易

コンパクトフローとは、内径数十μm~数mmの微小流路とマイクロミキサーを利用する連続型のフロー反応装置・手法であり、マイクロリアクター、フロー合成とも言われております。
その特徴として、高い混合性能、高速熱交換、滞留時間の厳密な制御、界面制御、危険な反応のリスク低減などが挙げられます。また、従来のバッチ型反応器で行われてきたスケールアップに関して、コンパクトフローではナンバリングアップやイコーリングアップといった手法を用いることで、容易に生産能力の増強が可能です。

JNCでは、このコンパクトフローに関する技術導入・開発を通して、生産技術力の強化を行ってきました。
これまでに検討した事例の一部を紹介します。

事例① 低温リチオ化反応

リチオ化反応は、大きな発熱を伴う反応であり、また中間体のリチオ化体が不安定な場合が多く、これまでのバッチ型反応器では安全のために必要以上に冷却しています。一方で、コンパクトフローの高速熱交換などの特徴により、過度の冷却の必要性がなくなります。一例として、有機半導体用の原料製造検討にて、バッチ型反応器では-80℃に冷却している反応をコンパクトフローで行うことにより、室温付近でも反応が収率良く実施可能であることを確認しています。

事例② 閉塞緩和対策

コンパクトフローは、流路幅がμm~mmのミキサーや配管を利用し、高い混合機能や高速熱交換といった特徴がある一方で、固形物による流路閉塞が起こりやすいといったデメリットも有しています。固形物としては、生成物の溶解度不足であることが多く、溶液中の濃度や温度による対応が求められます。事例①に示したリチオ化反応の場合、LiOHが固形物として副生しますが、有機溶媒に難溶であるため、溶解度以外のアプローチをする必要があります。
JNCでは高精度二重管ノズルミキサーを設計・開発し、フローリチオ化反応の閉塞を緩和させることを達成しました。

事例③ 水素添加反応

水素添加反応は、金属触媒存在下、水素ガス雰囲気にて行われています。金属触媒は高価であることから、その回収・再利用のために不均一固体触媒が用いられることが多く、反応場は気-液-固の三相状態となります。ここでコンパクトフローの高い混合機能を活用することにより、物質移動律速が解消され、迅速な反応を行うことができると考えられています。
その不均一固体触媒として、粒径100~500μmの球状触媒が着目されており、従来の粉末状触媒と遜色ない反応効率を有する一方で、フローで課題となる圧力損失は低いという特徴を有しています。JNCでは、クロマトグラフィー充填剤として展開しているセルロース粒子製品を触媒担体として活用することを試み、類似の球状触媒と同程度の触媒活性があることを確認しています。
また、セルロースはカーボンニュートラルな素材であることから、環境に調和したフロー用触媒として注目が集まっています。

設備の特徴

設備一覧

反応器

タイプ 材質 容量 スペック
反応器 GL 50L~1000L -40℃~120℃
反応器 GL 1000L~10000L 10℃~120℃
反応器 SUS 50L~3000L -30℃~120℃
一圧水添器 GL 250L~1000L -40℃~120℃
蒸留器 GL 120L~350L -40℃~120℃
薄膜蒸留器 GL 400L -40℃~120℃

精製釜

タイプ 材質 容量 スペック
蒸留器 SUS 200L 単蒸留
クロマト SUS 1500L~5000L 温水ジャケット
濃縮器 SUS 600L~3500L 10℃~120℃
晶析釜 SUS 600L~3500L -40℃~120℃
ろ過機 SUS 600L~3500L -40℃~120℃
乾燥機 SUS 棚段 10℃~120℃


分析装置

装置名称 メーカー
GC、GC-MS 各社
HPLC, LC-MS 各社
ICP-MS Agilent
FT-NMR JEOL
KF-水分計 京都電子
蛍光X線 HORIBA
粒度分布系 HORIBA
粘度計 東機産業

受託製造拠点

九州地区を中心にJNCが持つ製造拠点を活用し、少量試作から製品製造までを受託致します。機能性材料、医薬・農薬中間体等の分野で長年積み重ねた製造実績を基にご要望に合致した化合物をタイムリーにお届けいたします。

  • 水俣製造所
  • JNCマテリアル(株) 戸畑工場
  • JNC石油化学(株) 市原製造所

キーワード登録

液晶、配向膜、熱硬化性材料、有機EL、プリンテッド・エレクトロニクス、有機シリコン、サイラエース、シランカップリング剤、サイラプレーン、反応性シリコーン、ポリジメチルシロキサン、シラン化合物、アルコキシシラン、アルコキシシラザン、LED封止材、コンタクトレンズ材料、ES繊維、不織布、フィルター、食品保存料、微生物増殖抑制、ポリリジン、クロマトグラフィー用充填剤、セルファイン、セルロース微粒子、セルフロー、微生物検査、MC-Media Pad、塗料添加剤、接着剤添加剤、香料原料、ポリビニルホルマール樹脂、ビニレック、ワニス、複合材料(CFRP)強靭化剤、アセトアルデヒドの反応、合成樹脂ライセンス